吉井高Blog

カテゴリ:生徒の活動

群馬イノベーションアワード2次審査

「群馬イノベーションアワード(GIA)2024」の2次審査が10月26日(土)、群馬県庁32階の官民共創スペースネツゲンで行われました。1次書類審査を通過した本校3年の鈴木芽衣さん、佐藤珠羽さん、萩原こころさんが出場し、多数の審査員や協賛企業を前にプレゼンテーションを行いました。総合ビジネス系列の「商品開発」の授業において試行錯誤してきたアイデアを堂々と発表しました。残念ながらファイナルには進出できませんでしたが、引き続き新たなアイデア創出に向けて挑戦し続けていきます。

牛乳料理コンクール群馬県大会

 10月5日(土)に第44回牛乳料理コンクール群馬県大会が行われました。181人185点の作品から選ばれた10名が実技審査を受けました。本校からは3年の畑岡心愛さんが出場し、「手軽で簡単クロワッサンキッシュ」をつくり、最優秀賞を受賞しました。11月23日(土)の関東大会に出場します。

CS2「idomu2023」企業への提案が実現!

 昨年度の2年生が総合的な探究の時間で取り組んだプログラム「idomu」において、協力企業の課題「群馬で一番働きやすい会社になるために」を解決するために提案した「社員の交流を目的とした社内スポーツ大会の開催」が実現しました。

 9月20日(金)に藤岡市民体育館を会場としたスポーツ大会が開催され、提案した生徒(現3年生)が大会に招待されました。ボッチャ、バドミントンなど4種目に高校生チームとして出場し、社員さん方との交流を楽しむことができました。

 学校での学びが社会とつながっていることを実感できた1日になったようです。開催を実現してくださり、招待してくださった石井工機様、ありがとうございました。

 

吉井ナビプロジェクト

 4月15日(月)2時間目に吉井高校の特色の一つである「CS(キャリアスタディー)」の授業の中で取り組んできた『吉井ナビプロジェクト』の本番が行われました。このプロジェクトは吉井高校の新2年生が新入生に対して、自分自身の体験をもとに、吉井高校での学校生活を充実させるためのアドバイスを送るというものです。今年度は23班に分かれて15分程度の発表を3回実施しました。硬い表情、重い雰囲気の1回目から徐々に打ち解けていき、3回目には表情豊かに自分自身の変化や思いを伝えられるようになっていきました。1年生の表情にも変化が生まれ、心なしか緊張がほぐれたように感じられました。

多野藤岡保健研究発表会

 12月7日(木)「多野藤岡保健研究発表会」が藤岡総合学習センターで行われました。

 会場には多野藤岡地区の学校医や薬剤師の先生方、小中高等学校の校長先生、養護教諭が参集し、代表中学・高校の発表及び講評、表彰がありました。今年度は本校が発表校に該当し、保健委員6名が、本校の学校保健に係わる取組の成果を発表してきました。

 研究内容は「インターネット(スマートフォン)依存症と健康」というテーマで、4月からの取組を纏めました。スマートフォンの普及は生活全般の利便性を高める一方で、生活習慣の乱れや健康に影響を与えていることが問題視されています。そこで、スマートフォンの正しい使い方や上手な付き合い方を意識し、自己コントロール力を身に付けることで、健康意識の向上に繋げたいと、このテーマを設定しました。

 9月、インターネット依存スクリーニングテスト及びスマートフォンの利用状況、生活習慣、身体状況について把握するアンケート調査を全校生徒に実施しました。その結果、依存症に関して「重大な問題あり」「問題あり」が全体の55%を占めました。そこで保健委員が夏休みに「身体への影響」、「正しい使い方」、「スマートフォン依存症」について調べ学習を行い、全校集会でアンケート結果とともに発表しました。目を守るためのルール、肩のストレッチ、正しい姿勢など、体験を通して学べるよう工夫しました。また啓発資料を作成して学習用端末で配信したり、予防のための校内放送を行ったりしました。

 10月、2回目のアンケート調査を行った結果、「重大な問題あり」の生徒は減少し、平日の利用時間を控えた様子が伺えました。また「視力低下を防ぐために、スマートフォンを20分見たら20秒目を休める」「姿勢に気をつけている」「使いすぎに気付き、離す時間作りを実践した」などの意見が挙げられました。

 11月、校内で行われた「学校保健委員会」で研究内容を発表した際には、保護者の方から「家庭でのルール作りが大切」「健康診断に結果視力の悪い生徒が多いので、生活を見直して目を大切に」などの感想があり、内容を学校保健委員会だよりとして、家庭へ情報発信しました。今回の発表について、本校学校医や薬剤師の先生からは「時代に即した研究内容であり、高校生の時期から健康に意識を向けた生活習慣を作ることが大切」とご高評を頂きました。

 今後は生徒会本部役員とも協力し、「私たちのスマホルール」に健康という観点でルールを提案し、スマートフォンの適切な使用について模索していく予定です。